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企業のサステナビリティ規制の進化を共に乗り越える

LRQAは、数十年にわたる規制および業界固有の専門知識、データに基づく洞察、現場での存在感を集結し、お客様のバリューチェーン全体にわたるリスクと機会の把握を支援します。

LRQAは、世界中に人権と気候変動リスクの専門家を擁しており、EUのコーポレート・サステナビリティ・デューディリジェンス指令(CSDDD)などの既存および今後施行される法律に関する深い専門知識も備えています。

私たちは、さまざまな規制の相違点や重複点を理解しており、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)やCSDDD報告書など、すべての要件を当初から満たす先見的かつ現実的なアプローチを取ることができます。 

私たちは、ESGデューデリジェンスのあらゆる側面に対応する包括的な一貫した支援を提供しています。プロセス設定から、カスタマイズされたプログラム、監査、調査を通じた効果的な実施まで、幅広く対応しています。 

LRQAのアプローチは、LRQAのサプライチェーンデューデリジェンスソフトウェア「EiQ」から得られるデータ主導の洞察によって裏付けられています。EiQは、クライアントがサプライチェーンのパフォーマンスとESGリスクをリアルタイムに近い形でモニタリングすることを可能にします。 

LRQAのソリューションは、単に導入で終わるのではなく、お客様との長期的な関係を築き、影響と効果を測定・監視するための継続的なサポートを毎年提供しています。

LRQAと提携し、ESGリスクの特定、管理、緩和、改善に向けて共に取り組んでいきましょう。

CSDDDとは?

EUのコーポレート・サステナビリティ・デューディリジェンス指令(CSDDD)は、企業がその活動の連鎖に伴う環境および人権への影響に関して実施しなければならないデューデリジェンスの必須要件を定めています。

CSDDDの枠組みでは、企業は人権および環境デューデリジェンスを実施し、それについて公に報告する必要があります。また、対象となる企業は、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に従って、その報告を行う必要があります。 

また、企業は、地球温暖化を1.5℃に抑えることを目的としたパリ協定に事業戦略を適合させるための計画を策定する必要があります。LRQAは、お客様と協力して戦略を診断、開発、設計いたします。また、指令の要件に準拠したデューデリジェンスシステムを導入いたします。

 

CSDDD要件の概要

どのような企業が影響を受けるのでしょうか?

この指令は2024年7月5日に欧州連合の官報に掲載され、2024年7月25日に発効しました。加盟国は2026年7月26日までに、この指令を国内法に置き換える必要があります。

この指令は、一定の条件を満たす企業に適用されます。

EU域内の企業で、世界全体の売上高が4億5000万ユーロ以上、従業員数が1000人以上の企業。

EU企業で、フランチャイズまたはライセンス契約による収益が2,250万ユーロ以上、純世界売上高が8,000万ユーロ以上の企業。

EU域外の企業で、EU域内で4億5000万ユーロの純売上高を計上した企業。

2027年7月26日より、段階的な移行アプローチにより、この規則が企業に適用されます。 

よくある質問

EUコーポレート・サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDDD)とは何ですか?

CSDDDは、企業が事業およびサプライチェーンにおける環境および人権リスクを管理することを求めるEU指令です。企業はデューデリジェンスを事業戦略に統合し、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に沿った対応を行う必要があります。

CSDDDはどのような企業に適用されますか?

CSDDDは、EU域内で事業を展開するEUおよびEU域外の大手企業に適用されます。

EU企業の場合:EU域内の企業で、世界全体の売上高が4億5,000万ユーロ以上、従業員数が1,000人以上。

EU企業で、フランチャイズまたはライセンス契約による収益が2,250万ユーロ以上、世界全体の純売上高が8,000万ユーロ以上。

EU域外の企業:EU域外の企業で、EU域内で4億5000万ユーロの純売上高を計上した企業。

CSDDDの対象企業にはどのような要件がありますか?

この指令は、企業に対して以下を義務付けています。

  • 企業方針およびリスク管理システムにデューデリジェンスを統合する

  • 環境および人権への実際のまたは潜在的な負の影響を特定し、評価する

  • 環境および人権への潜在的な負の影響および実際の負の影響を防止、緩和、是正する

  • 利害関係者との実質的な関与を実行する

  • 適切な通知メカニズムおよび苦情処理手続きを確立する

  • 企業のデューデリジェンス方針の有効性を監視する

  • パリ協定の目標に沿った気候計画を策定する 

  • CSRDに従って公にコミュニケーションを行う
CSDDDは他のESG規制とどのように異なるのでしょうか?

企業サステナビリティ報告指令(CSRD)のような他の規制が情報開示に重点を置いているのに対し、CSDDDは企業に被害の防止と軽減のための具体的な行動を求めています。この指令は説明責任を重視し、リスクへの積極的な対応を義務付け、コンプライアンス違反に対する法的措置を規定しています。

CSDDDはサプライチェーン管理にどのよう影響を与えるでしょうか?

CSDDDは、間接的なサプライヤーも含めたサプライチェーン全体におけるリスク評価を企業に義務付けています。企業は、人権や環境への影響に対処するための具体的な対策を提示し、サプライチェーン管理をより透明性の高いものに変え、サプライヤーと先を見越した関わりを持つことで、持続可能な慣行を維持しなければなりません。

CSDDDのスケジュールはどのようになっていますか?

コンプライアンスは2027年から開始され、企業規模に応じて段階的に導入されます。

CSDDD準拠がどのようにビジネス結果の向上に繋がるのでしょうか?

コンプライアンスは、罰則を回避するだけでなく、責任ある持続可能な実践を通じて、利害関係者の信頼を強化し、企業のブランド評価を向上させ、競争優位性を生み出すことができます。

LRQAは、CSDDDへのコンプライアンス実現をどのように支援しますか?

LRQAは、EUコーポレート・サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDDD)の要件の各段階に対応するカスタマイズされた包括的なサポートを提供することで、組織が同指令へのコンプライアンスを確立できるよう支援しています。LRQAのアプローチは、ESG(環境、社会、ガバナンス)に関する深い専門知識と実用的なソリューションを組み合わせ、企業が規制上の義務を効果的に果たせるよう支援します。

LRQAを選ぶ理由

LRQAは、ESGデューデリジェンスのあらゆる側面を支援する包括的なソリューションを提供しています。

  • ESGアドバイザリーサービス

    業務およびバリューチェーンにおけるリスクを特定し、軽減します。

    ESGアドバイザリーサービス
  • サステナビリティと責任ある調達

    ESGに関する信頼性を向上させ、ベストプラクティスを採用します。

    サステナビリティと責任ある調達
  • データアナリティクス

    LRQAのサプライチェーン管理ソフトウェアEiQは、サプライチェーンのESGリスクをリアルタイムで監視・管理する支援をします。

    EiQ

LRQAのリソースを参照いただき、進化する企業のサステナビリティ規制にどのように対応していくか、LRQAはお客様とどのようにパートナーシップを築いていくかをご確認いただけます。

  • サプライチェーンデューデリジェンスのインタラクティブマップ

    Access

    LRQAのサプライチェーンデューデリジェンスのインタラクティブマップに表示されている、ビジネスに最も大きな影響を与える法規制の概要を確認し、現在施行されている、または今後施行される可能性のある法規制に備えましょう。

    詳細を確認する
  • EU CSDDDに関するウェビナー(英語)

    Watch

    EU CSDDDの対応:企業が期待される主な事項と準備ステップに関するウェビナーをご覧ください。CSDDDの専門家による説明を聞き、準備方法と既存のコンプライアンス体制の活用方法についてご確認ください。

    詳細を確認する(英語)
  • CSDDD概要ガイド

    詳細を確認する

    LRQAがEUのコーポレート・サステナビリティ・デューデリジェンス指令の人権および環境要件への準拠をどのように支援できるか、概要ガイドにてご確認ください。

    詳細を確認する
  • 2024 ESGデューデリジェンスガイド

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    Read

    サプライチェーンのESGデューデリジェンス要件に関する2024年のガイドを御覧ください。このガイドは、各地域の規制や特定のコンプライアンス要件を理解し、今後の変化に備えるために作成されました。

    詳細を確認する

企業サステナビリティ報告指令(CSRD)

LRQAは、企業サステナビリティ報告指令(Corporate Sustainability Reporting Directive:CSRD)の要件を満たすための包括的な一貫したサポートを提供しています。LRQAの包括的なアプローチは、新たな要件の理解から、実行可能な洞察と検証済みの報告書の提供、パフォーマンスのギャップの解消にいたるまで、お客様のCSRDの取り組みのあらゆる段階を支援します。LRQAのアプローチは、コンプライアンスへの対応にとどまらず、戦略的なレジリエンスと企業評価の価値を高め、持続可能な成長を実現します。LRQAのCSRDページでは、進化するESG報告要件への対応を支援するサービスについて詳しくご紹介しています。

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LRQAを選ぶ理由

世界中に800人以上のESG専門家を擁するLRQAは、お客様のビジネスが直面する独自の課題に対処するソリューションを共に創り出します。LRQAは、現行および今後施行されるESG関連の法律に関する深い専門知識を有しており、世界で最も著名なブランド企業から信頼を得ています。当社はお客様とパートナーシップを組み、お客様の独自の課題を理解し、ESGデューデリジェンスに対する主体的かつ現実的なアプローチを構築します。

グローバルな能力

LRQAのソリューションは、ESG、サプライチェーン、サイバーセキュリティ、コンプライアンスの専門家からなるグローバルチームによって提供されます。この経験とネットワークにより、お客様の事業が現在直面しているリスクと機会を、事業を展開するあらゆる地域において把握することができます。

LRQA auditors having a conversation with a client

パートナーシップ

お客様が直面する課題を十分に理解し、適切なソリューションを特定するために、LRQAはお客様と深いパートナーシップを築き、お客様のビジネスリスクと機会を包括的に理解できるようにしています。

世界初のUKAS認定機関

LRQAは、品質、環境、および労働安全衛生に関する幅広い基準の認証サービスを世界中で提供する認証機関として、最初に認定を受けました。そして、ESG関連のさまざまな基準やスキームの開発に引き続き貢献しています。

Group of people having a discussion in a meeting room

データに基づく意思決定

LRQAは、お客様の業務に関する深い洞察力を提供するデジタルプラットフォームに投資しています。高度な分析能力により、人的知性を強化し、お客様の業務やサプライチェーンにおける現在および将来のリスクに対処することができます。