GLOBALG.A.P. の畜産向け統合型農業保証（IFA）基準が廃止されました。ここでは、これがお客様にとってどのような意味を持つのか、またLRQAがどのようにお役に立てるのかをご紹介します：
何が起きているのか？
家畜生産に関するGLOBALG.A.P. IFA基準（より安全でサステナブルな農業を推進するために策定された農場保証スキーム）は廃止され、基準に対する認証は2024年末までに失効します。食品セクターの多くの企業は、安全で責任ある家畜生産のためのデュー・ディリジェンス義務をどのように果たし続けるかという課題に直面することになります。
LRQAはどのような支援ができますか？
LRQAが所有するFarm First保証スキームは、畜産業界に一貫したライフサイクル保証を提供する一連の規格であり、Global GAP IFA規格に代わるものとして高い評価を得ています。Farm FirstのUKAS認定規格は、LRQAの畜産セクター専門家チームによって設計され、現地の規制および関連する環境要件に加え、以下を含む畜産に関する適正農業規範（GAP）に対応しています：
- 食品の安全性と品質
- 動物福祉
- 社会福祉 / 労働福祉
Farm Firstの開発におけるLRQAの目的は、より高いレベルの保証を提供することでした：
- 農場ネットワークの100％を対象とした年1回の現場検証審査
- 特に動物の取り扱いとバイオセキュリティの分野における、より高いレベルの動物福祉
- 輸送基準
- トレーサビリティ
- スタッフの力量
- 労働者の権利と福祉
産業界と連携したアプローチ
Farm Firstが優れている点は、業界のベンチマークを超えるという不変のコミットメントです。LRQAの専門家は、2007年6月28日のEU理事会指令2007/43/ECに準拠し、国際的なベストプラクティスに基づいた一連の基準を細心の注意を払って策定しました。
これは単なる枠組みではなく、農場保証の水準を高めるというLRQAのコミットメントの証なのです。
オーナーシップとガバナンス
LRQAのFarm First保証スキームが提供するのは、チェックリストによる審査だけではありません。 規格の所有者であるLRQAは、規格を設定し、審査員を養成し、資格を与え、認証された一次生産のサプライチェーン全体で採用されている業務慣行に必要な信頼を提供するガバナンス構造を確実にします。
LRQAのFarm Firstは、単なるチェックリストに留まらず、審査を超えた取り組みを行い、ブランドとパートナーシップを組むことで、コンプライアンスを上回る認証を保証します。
新しい保証の時代
LRQAは、お客様のこの重要な転換期を成功へと導きます。Farm Firstは、単に現在のニーズに応えるだけでなく、畜産業界のメンバーに期待以上の力を与える先見的なソリューションです。私たちは業界のリーダーたちと共に連帯し、動物、労働者、消費者、そして地球環境にとって、より良く、より安全で、よりサステナブルな未来への道を切り拓いていきます。
Farm First保証スキームの詳細と、GLOBALG.A.P.からFarm Firstへの移転をどのように管理するかについては、LRQAまでお問い合わせください。
