LRQAとAPSCA(Association of Professional Social Compliance Auditors)は、社会コンプライアンス監査のトレーニングを推進するために、提携関係を強化しました。
社会的コンプライアンス監査の国際的に認知された業界団体であるAPSCAは、現在、世界中に4,700人以上の監査員を有する広範なネットワークに、LRQAのトレーニングコースを10種類提供しています。このパートナーシップは、LRQAが2022年にサステイナブル・アシュアランス・ソリューションズ(SAS)を買収したことに端を発しており、社会コンプライアンスの実践における卓越性の向上に向けた大きな一歩となります。
LRQAの専門家が開発したこれらのコースは、APSCA認定審査員の進化するニーズに合わせて特別に調整されています。審査員は、これらのコースを年次研修および継続的な専門能力開発(CPD)に組み込むことで、スキルセットと全体的なパフォーマンスを向上させることができます。
APSCA認定コースの一覧には、以下のコースが含まれます。
- ISO 9001 規格解説
- ISO 14001 規格解説
- ISO 45001 規格解説
- ビジネス改善 課題解決手法
- ISO 37001 必須ガイド
- 企業の社会責任(CSR)監査員トレーニング
- ISOマネジメントシステム規格ワークショップ:リーダーシップ
- ISOマネジメントシステム規格ワークショップ:プロセスマネジメント
- ISOマネジメントシステム規格ワークショップ:リスクベース思考
- ISOマネジメントシステム規格ワークショップ:組織の状況
APSCAは、社会コンプライアンス業界で名高い組織であり、105カ国にわたる62の企業から監査員を代表しています。APSCAは、認証およびトレーニングの取り組みを通じて、個人や組織が社会コンプライアンスの最高基準を維持できるよう支援し、独立した社会コンプライアンス監査の採用を提唱しています。
LRQAのAPSCA認定コースには、監査員の専門能力開発に不可欠な多様なトピックが含まれています。ISO規格の紹介、問題解決の方法論、企業の社会的責任(CSR)、マネジメントシステムワークショップなど幅広い内容が含まれています。
「APSCAとの提携は、社会コンプライアンス監査の卓越性に対すLRQAの共通の取り組みにおける重要な通過点であり、この提携が将来どのような成果をもたらすのか、非常に期待しています。」
LRQAとAPSCAは、業界のベンチマークを再定義し、社会コンプライアンス監査の方向性を定めることで、グローバルなベストプラクティスの先例を築き、現在および将来にわたって持続可能なビジネス慣行を確保する態勢を整えています。